海外留学・就職を目指す上でインプットを増やすことは非常に重要です。こちらのコーナーでは海外に挑戦する際にぜひ読んでほしい本を厳選しました。

辻翔子の推薦書TOP3

海外留学・就職に挑戦する人には必ず一度読んでもらいたい一冊。日本にいながら外国人の同僚やクライアントと仕事をする人にもおすすめ。筆者の実体験に基づいた分析や身近なケーススタディが満載。

ナイキの創業者フィル・ナイト氏の自伝。日本との関係の深さに驚かされる。また、どんな会社でも最初はひとつのアイディアから始まったことに気付かされ、起業家精神に火がつく。

宮本恒靖さんがFIFAマスターで学んだことを詳しく綴った一冊。FIFAマスターに入学する前に何度もこの本を読み返し、バイブル代わりにしていた。

椙山正弘の推薦書TOP3+1

人生のバイブル?ではないが、世界の海を航海する主人公ルフィの姿を自分の人生に重ねた。2020年時点で、自分の旅路はワンピースでのグラウンドラインに差し掛かったあたりだとイメージしている。

電通マン濱口博行氏の格闘史から、日本サッカーが通ってきたサッカービジネスの実態と奥の深さを知ることができる。また、サッカーの国際舞台で活躍してきた日本人代表として、彼の道程そのものが日本サッカー文明開化の歴史を紹介していると言っても過言ではない。

上記濱口氏と時代を同じくし、サッカーの国際舞台で活躍してきた小倉純二氏。「Jリーグ設立からワールドカップの内幕まで、その渦中にいたFIFA理事がすべてを明かす。」というこの本の紹介にもあるように、日本サッカー界発展のど真ん中で活躍し、世界のサッカー界と繋がり続けた小倉氏の半生にはわくわくさせられる。
自分はマーケティングに携わる人間ではないが、この本が諭しているマーケティング論とその手法にはまさに目から鱗。「物」の魅力をどのようにして相手に伝えるかを超え、「普通の物」をどのようにして「魅力的な物」として見せることができるか。発展途上を底上げするような仕事に携わる人には必読。

阿部博一の推薦書TOP3

人生で成功するために必要なのは才能か努力か?この究極の問いに科学的な見地を与えてくれる本。誰でも海外に挑戦できる!この本を通じてそう思ってほしい。日本ではネガティブなイメージがつきまとう「忍耐」、「意識高い系」などに代わる概念になることも期待。

「文明開化以降、数学(科学)と英語が重要になったのは、西洋の物質文化を理解するためにすぎない」。日本らしさとは何か、日本人の精神的バックボーンの理解を問う1冊。Japan Wayの追求は僕の人生のテーマであり、海外で働く日本人は必ず一度は考えるテーマのハズ。
自己啓発の本はたくさんあり、僕自身も色々読んできたが、結局この1冊を超えるものには出会っていません。「ベンジャミン・フランクリンの13徳」の系譜を引き継ぎ、人生の軸となる原則を提唱する本。僕自身もこの本をもとに自身の原則をつくり、活用しています。日本語訳では、「7つの習慣」という題名です。

本村由希の推薦書TOP3+1

すでにあるルールに従うことがよしとされる文化は日本独特のもの。ルールを都合よく変えられ、自分が不利に立たされたら、すかさず自分の都合によく、そして自分が最も気分よくいられるようにルールを再度変更してやりましょう。そうしなければ外国では生きていけない。偶然にも著者の高木氏はホンダでF1にも関わった方。F1の仕事に就く前に読んだ本だが、今こうしてF1に関わっている者として運命を感じた本。
スポンサーシップセールスに関わる仕事に行き詰まり、もっとクラブ経営やビジネスを外からという気持ちから手に取った本。日本語と英語両方で読み、著者のエステべがロンドンで講演を行った際に、直接お話をしたのも良い思い出。実は有休を使い自腹で講演を聞きに行ったことが前職のボスの耳に入り大激怒、退職という流れになったのだが、今でも自分が悪い事をしたとは一ミクロンも思っていない。それくらいためになった本。なぜならこの本が自分の未来を動かしたとさえ思っているから。
外国のサッカークラブの営業組織で実際に働いてみて、そのシステマチックさにどうも違和感があったのだが、会社を辞めてから偶然この本の表紙を見た瞬間、トップクラブのお偉いさん達はこのやり方をスポンサー営業向けに落とし込んでいたのかな?と閃き、一気に読破。この本のメソッドが日本のスポーツクラブの営業方法に適用できるとは思わないけれど、外資系のスポーツマーケティング代理店などで働きたい人は知っておいて損はないと思う。
どうも私が関わった英国のスポーツ界の人達はプレゼンにたくさんの言葉を入れるのが好きな人が多く、プレゼンなのかカタログなのかわからないことが多かった。スポンサー営業の最初の段階で全ての情報を事細かに載せてしまっては、見込み客の興味をそそらないのでは?という疑問をこの本で解消し、自分を納得させることができた本。社内外のプレゼンにぜひこの本に書かれている事をアレンジして使って欲しい。

竹内誠の推薦書TOP3

とにかく行動が大事!という事に気付かされる。「人生、行動したモン勝ち」と自分は考えているが、この本や下記に紹介した本からこのような考えが形成されたのかもしれない。何か行動して、失敗したとしても、それはあくまで「一時点での話」と考えられるようになる。留学している時でも、行動力は絶対に必要だと思う。

題名はお金関連だが、人生の考え方、与えられた環境の中で成功するための考え方など、重要なメッセージが詰まっている。物語形式で非常に読みやすく、サラッと読めるので一読の価値あり。
仕事の取組み方に対してのヒントが盛り沢山なので、ビジネス書として役立つ。加えて自分が感じたのは、論文の執筆作業とここで述べられている「イシュー」の発見の仕方という点において、非常に共通点が多いという事。そのポイントを意識して読むと、論文の執筆活動&仕事への取り組み方も変わってくるのではないかと思う。留学を目指されている方にも是非読んで頂きたい。論文の執筆活動に必ず役立つ。

斎藤兼の推薦書TOP3

Jリーグの始まった理由などわかり、開幕までの葛藤が伝わってくる本です。マネジメント本ではないですが、日本でサッカーの仕事をするのであれば、トッププロリーグの歴史を知る上で今読んでもためになると思います。

日本語訳は「人を動かす」。まさに誰もが知りたい人の動かし方をコミュニケーションの観点から解説しており、時代が変わっても変わらないテクニックが沢山記載されています。自分本位にならず、相手の目線に立って物事を見られるようになれる本です。

基本ネタですが、ここを抑えておけばミーティングでは頭良く聞こえるので、この本に記載されているテクニックはよく使っていますwみなさんも是非使ってみてください。


気になる本がありましたら、こちらから購入できます。