2020年度スポーツビジネス大学院ランキング(SportBusiness Postgraduate Rankings)

Times Higher Educationが発表しているランキングなど、一般的な世界の大学ランキングはいくつかあるが、スポーツビジネスに特化した大学ランキングは数多くない。そんな中、SportBusiness*はSportBusiness Review**を通じて「スポーツビジネス大学院ランキング」を毎年発表している。

2020年のトップ10及びSport Globalで取り上げているプログラムは以下の通りだ。

SportBusinessランキングを見ると、大きく3つのカテゴリーが浮かび上がる。それぞれに特徴があるので、自身のニーズと照らし合わせてプログラムを選ぶ必要がある。

  1. CIES(FIFAマスター)、AISTS (国際オリンピック委員会所管)、Real Madrid Graduate School(レアル・マドリード大学院)など、スポーツ組織を母体とするプログラム
  2. Columbia University(コロンビア大学)など、世界的に知られている名門大学
  3. Ohio University(オハイオ大学)、University of Massachusetts Amherst(マサチューセッツ大学アマースト校)など、スポーツビジネスに独自の強みを発揮する大学

他の世界ランキング同様、「欧米バイアス」があるのは間違いないが、アジア・日本のプログラムはトップ10はおろか、トップ40にすら1つもランクインしていないのが現状である。

ランキングの評価項目は以下の通り。アンケート形式で実施される学生からの評価に最も大きなウエイトが与えられており、卒業後の雇用状況も重視されている。入学難易度ではなく、学生満足度、卒業後の進路(就業)に焦点が当てられている。

*SportBusiness
SportBusinessは、ロンドンに拠点を置くスポーツメディア・コンサルティング会社である。1996年の設立以来、グローバルレベルでスポーツビジネスニュース、データ、分析、コンサルティングサービス等を提供してきた。本社はロンドンにあるが、アメリカやシンガポールにもオフィスを持っており、世界中のスポーツビジネスの情報を蓄積、分析、アップデートしている。
https://www.sportbusiness.com/

**SportBusiness Review
SportBusiness Reviewは、SportBusinessが月刊発行しているスポーツビジネスの専門誌だ。ハーバードビジネスレビュー、エコノミストなどの、スポーツビジネス版と考えるとわかりやすい。スポーツビジネス分野においてパイオニア的な専門誌である。