プロフィール
・1979年愛知県生まれ、神奈川県育ち
・現在地:東京(日本)
・現職:株式会社MANAGEMENTIVA
・海外在住歴:スペイン2年3ヶ月
主に商品開発や開発された商品の広告マネジメントなどを担当。
広告代理店・営業 7年(読売広告社、電通東日本)
スポーツブランド・商品開発・営業 5年(アディダス・ジャパン/キャロウェイ・ゴルフ/トゥルーテンパー・スポーツ)
父親の影響もあり幼少期からサッカーを始めるも、なかなか周りのレベルについていけず全く試合に出ることができない日々が続きました。いつかスタメンでピッチに立つことができる時が来ると思っておりましたが、気がつけば目の前には大学受験。一度はサッカーを離れるも大学の授業で大怪我を負い、リハビリがてら始めたサッカーに再びのめり込みます。当時はまだ今ほど環境が整っていなかった社会人サッカーに身を置き、学生の身分で社会勉強の日々。大学3年時に2002日韓ワールドカップをスポーツメーカーのインターンとして経験し、これがスポーツ界を志す大きなきっかけになりました。
就職氷河期だったこともあり就職浪人して新卒で読売広告社に入社。4年が経過しようとしていた時に憧れでもあったアディダスから新規事業展開ということでお声がけいただき、転職。しかし、1年半ほどのところでリーマンショックという世界的な金融危機が起きたこともあり退社。半年近く経過したのちにゴルフブランドのキャロウェイゴルフに決まるも、こちらも2年経たずして事業縮小に伴い会社都合で退社。リーマンショックからの世界的な不況の波に飲み込まれた感じでした。不況下におけるスポーツブランドの不安定さを体感しつつ、半年の空白を経て電通東日本に転職を果たし、リオ・オリンピックやブラジルW杯に関わる仕事を経験させていただきましたが、サラリーマン人生に疑問符を持ち始め、そう言った背景から留学含めて人生を見直し・考えた時でした。
会社に頼った人生の過ごし方に疑問を感じたことから、将来は「自身の手で何かを掴み取り、生きていく武器を手にすること」を考え始め、結論が海外留学・MBA(経営学修士)の取得という道でした。といっても今まで留学経験がなく、スポーツの世界での道を考えていたが厳しさも感じていた為に不安が同居した状態での人生模索でもありました。しかし、「レアル・マドリード大学院スポーツMBA」「日本人初」というフレーズに希望を見出し、留学を決意。半年の猛勉強と節制生活による資金捻出によりなんとか同コース日本人初の合格を勝ち取りました。
入学した当初からレアル・マドリードへの就職は基本的に難しいと聞かされており、どうしたものかと模索しながらの作業ではありました。お金もないので、そしてバイトもできず(そんな時間なかったというのと、仕事自体が存在しなかった)身動きが取れない中、学校のアクティビティを利用して訪問先での名刺交換に活路を見出した中、チャンピオンズリーグでレアル・マドリードが優勝。同年末における東京行きを決め、これがきっかけとなり、レアル・マドリードにプレゼン攻勢。結果的に350人中3人という枠入りを果たすことに成功。年末はチーム帯同で日本に帰国し、クラブワールドカップに従事するなど日本を中心にアジアのインターネットビジネス部門に従事。インターンからそのまま正社員になり、とても充実していたが、当初自分自身で描いていた計画通り1シーズン終わったところで退社・帰国し、念願の起業を果たしました。
関連URL
・2015年12月~ / NewsPicks:レアル・マドリード大学院に日本人が入学。巨大クラブの世界戦略
・2018年5月18日創刊 東方出版「THE REAL MADRID WAY / レアル・マドリードの流儀」 監修
・2018年6月〜/日刊スポーツ コラム・フットボール金融論
・2019年10月8日/エコノミスト
・2020年8月27日/フォーブス ジャパン:スポーツを仕事に。国際スポーツの舞台で活躍する8人の日本人