概要

■設立年:2006年
■運営機関:Universidad Europea de Madrid
■コース期間:9ヶ月
■募集定員:100人 (オンラインの生徒を含む)
■授業料:26,900 ユーロ
URL:公式ホームページ

レアル・マドリードMBAの特徴

その1:本場スペインのスポーツシーンを体感

レアル・マドリードの現役社員が特別講師を招き、本拠地サンティアゴ・ベルナベウで授業が行われるなど、レアルの今を感じながら授業が行われること。スペインサッカーが好きな人には十分すぎる環境で勉強ができる。また、レアル・マドリードだけでなく、バスク地方やバレンシアへの研修、スペインサッカ―協会の訪問など、スペインサッカーについて深く知ることができる。また、スペインは知る人ぞ知るバスケットボールが人気の国。バスケビジネスにも精通した講師陣、レアルマドリードバスケットチームに関する課題など、バスケ好きにも満足できる環境が整っている。

その2:ニューヨーク研修

ニューヨークへの研修旅行ではAFL、MLS、MBA、NHLなどヨーロッパとは一味違ったスポーツビジネスの本場を体験、忘れられない思い出となること間違いなし。実際にNYを拠点とするサッカーチームやマディソンスクエアガーデン、バークレイズセンターの見学やマーケティング担当者の話を聞ける機会があるなど、内容は盛りだくさん。

その3:アントレプレナー向けの授業

サッカーやスポーツクラブだけでなく、スポーツに関連したビジネスを立ち上げた人達をゲストスピーカーに迎える授業や、卒業発表は従来の論文形式ではなく、実際に事業計画を作りビジネスとして立ち上げるグループワークとなるなど、アントレプレナーシップを育てるべくカリキュラムが組まれている事が特徴。今話題のEsportsやデジタルトランズフォーメションについて議論するなど、トレンドに沿った授業が行われる。

入学情報

■受験資格:大学を卒業済みであること

■その他評価される素質:英語もしくはスペイン語が上級レベルであること

■選考プロセス:エッセイとSkype面接

コース内容

課外授業の訪問先:
Baskonia Alavés(ビトリア)、Levante UD・Valencia CF(バレンシア)、スペインサッカー協会、Metlife Stadium, Barclays Centre, Madison Square Garden, New York Red Bulls, New York City FC(ニューヨーク)

■卒業研究:
卒業研究は論文ではなくファイナルプロジェクトとして実際にスポーツに関連する事業計画をグループで発表。グループ(5名)と事業内容は学生間で自主的に相談した上で結成、どんな事業を立ち上げたいかをグループごとに決める。事業内容の条件はスポーツ関連であることのみであるため、例年サッカーに関連するビジネスが多い。そのためスキーやバスケ、水泳などサッカー以外の事業計画を練ったグループが好評価を得る印象。競技の選定や各々の得意分野を考慮してのグループ作り、そして未開拓の事業を立案するなど、常にアントレプレナーとしてのセンスや発想力、チームワークが問われる。事業計画には授業で学んだ項目、ファイナンス、マーケティング、ビジネスオペレーションなど、全てがカバーされていることが最低条件。
2月に全生徒と教授の前で実施する中間発表において、プロジェクトの改善点や現時点での進捗具合を評価される。最終発表は6月中旬、教授の前でプレゼンテーションを行い、その内容やビジネスとしての完成度、実現可能性などを評価される。

卒業生の今

卒業生:5,000人以上
■出身国:スペイン、イタリア、ギリシャ、カナダ、ドイツ、スイス、クロアチア、アメリカ合衆国、カナダ、ブラジル、ベネズエラ、エクアドル、メキシコ、コロンビア、インド、日本、中国、香港など、30ヶ国以上
就職先:ラ・リーガ、ユベントスFC、レアルマドリードFCなど

本村由希(モトムラ・ユキ)
イタリア在住、アルファタウリ(F1)勤務
レアル・マドリードMBA修了
登場人物B

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酒井浩之(サカイ・ヒロユキ)
日本在住、MANAGEMENTIVA/株式会社Hiro Sakai勤務
レアル・マドリードMBA修了
登場人物B

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