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概要
海外のスポーツ界でチャレンジしたい!という日本人の夢を応援するスポーツグローバルがお送りするポッドキャストシリーズ「海外で生きる」。日本以外の国で生き抜くために必要なことはなんなのか?実際に海外のスポーツ界で活躍する方々をゲストに招き、彼らのリアルな体験を元に深堀りしていきます。
シーズン2では、現在モンゴル在住の錦戸雅俊君をゲストにお招きしています。
錦戸雅俊MNモンゴルのトレーナー(https://note.com/mongolia24jusei/)
第2回目のトピックは「コミュニケーション」。人と人が絡む限り、コミュニケーションは発生し、物事を共に進めて行くためにはそのコミュニケーションをうまく成り立たせる必要があります。これが、違う人種とのコミュニケーションとなると、生きてきた世界での常識が違いますし、自己形成の重要な核となる文化や歴史的背景が違うということもあって、日本人同士のそれよりもより難しくなるのは必然です。さらに、それが仕事の現場となると、より高いパフォーマンスをだすためにはコミュニケーションスキルが重要になってきます。 そこで、モンゴルという異国の地で活躍し続けている錦戸君に、錦戸流コミュニケーション攻略方法について話してもらいました。
ポッドキャスト「海外で生きる」シーズン2第2回、是非お楽しみください!
出演者のプロフィール
第二回のハイライト
- 現地の人とモンゴル語でどのようにコミュニケーションをとっている?また、モンゴル語はどのように習得している?
-
2:45「日本にいるときに参考書を一冊買って勉強していたが、何も身につかなかった(笑)。モンゴルに行って最初の3か月は、大学が提供するモンゴル語クラスに行って勉強、それでできる気になったが実際は全然できなかった(笑)。」
3:55「その後、トレーナーの現場としてサッカーに関わるようになり、日本語もできる監督にお世話になりながら、徐々に選手たちとモンゴル語を使ってコミュニケーションを取り始めた。」
5:46「しかし残念ながら、サッカーに関わった3年間は日本語が話せる監督に頼りっぱなしで、正直モンゴル語が上達したという実感は持てなかった(笑)。どうしても甘えちゃう(照)」
- コミュニケーションを図る上で言語と同じくらい、あるいはそれ以上に大切なことは何?
- 14:35「自分は幼少期、人の話は耳で聞け、目で聞け、へそで聞けと習った。それに従い、人の話を聞くときには、自分の顔と体も
そちらに向けて聞くということを大切にしている。」15:40「話しかけられたら、まずは話し手の方を向いて、言っていることがわからなくてもわかっているという態度で聞く。しっかり聞くことで、相手もより話してくれる。もちろん、わからなければ後ほど聞くが、とにかくわかっている態度、知ってる態度、聞いている態度を示すことを大切にしている。」
- モンゴルでコミュニケーションスタイルの違いについて感じることはある?
- 22:50「モンゴルでは、基本思ったことをどんどん口にする。日本のような空気の読みあいはない。なので、例えばみんなで集まる場であまりしゃべらないと、不機嫌だとか反抗的な態度として見られることもある。」
31:17「聞いている態度を示すのに首を縦に振ったり「へ~」と相槌をうったりすると、モンゴルではてきとうに聞いているとか子供っぽいとか言われてしまう。好まれるのは、じっと聞いて、必要な時に短いコメントを言うこと。でも自分はそもそも何言っているかわからないこともあるので、短いコメントすら出せない。なので、それを聞いているリアクションでカバーしようとして、逆効果でそれはやめたほうがよいと注意されることがある(笑)」
SPORT GLOBALメンバーからのフィードバック
毎月1日は禁酒Day!?人の話は目、耳、ヘソで聞け!!モンゴルの文化やコミュニケーションの特徴は目から鱗です。今回も海外で生きていく、ビジネスをしていく上でのヒントがたくさん詰まってますね!
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