海外に移住するのであれば、日常生活に支障のないレベルの、最低限の語学力が必要になります。海外留学もしくは就職するとなると、さらに高いレベルの語学力が求められます。こちらのコーナーでは、先輩紹介で取り上げた先輩たちの語学勉強法をご紹介します。

英語

阿部博一の英語勉強法

阿部博一(アベ・ヒロカズ)プロフィールを見る
登場人物A
まず前提条件として、自分は非英語ネイティブで、英語は大学に入ってから独学で本格的に勉強を始めた。英語学習は、多様な流派、無限にある参考書など、迷子になる要素が満載だ。結論から言ってしまうと、色んな人の勉強法の良いところを取り入れつつ、自分の型をつくりあげるのが重要だと思う。誰かの勉強法を100%コピーペイストするのは、結果的に効率が悪い。ここでは自分が“効いたな”と思う勉強法をいくつか紹介する。
  • ディクテーション
    毎朝習慣的にやっていた。聞こえた音を書きとるという単純な勉強法だが、リスニング力向上に絶大な効果があった。“くっついている音”が徐々に自分の頭の中で解読されていく感覚は楽しかった。聞こえた英語を書き出していくので、スペリング、ライティングの訓練にもなったと思う。MUJIの落書き帳を使っていたが、確実に百冊以上は積み重なった。やはり言語学習において勉強量は大事。
  • 多読
    日本の英語教育だと、「短くて易しい→短くて難しい→長くて難しい」という順にリーディングが進んでいくが、多読では「短くて易しい→長くて易しい→長くて難しい」という順に、簡単な洋書の絵本や児童書から始め、徐々にペーパーバックまで読めるようにする。最初は100万語を目指すが、自分は最終的には300万語ぐらいまでカウントし、その後は普通にペーパーバックが読めるようになったのでカウントをストップした。多読は、英語を英語のままで情報を取る良い訓練になった。TOEFL、ILETSのスコアなど、実利的な目的の英語学習が多い中で、多読は真の意味でリーディング力、英語力を鍛えてくれたと思う。
  • 語源、接頭接尾辞での単語学習
    英語はギリシャ語、ラテン語派生の単語が非常に多く、それらの語源、接頭接尾辞(単語の最初と最後につく語)を勉強する事で、暗記に頼りがちなボキャブラリービルディングを楽しく進める事が出来た。例えば、Octは8を意味する接頭語だ。8本足があるOctopusを考えるとわかやすい。では何故Octoberは10月なのか?ローマ歴では3月が一番最初の月だったので、3月から数えて8番目が今の10月でOctober。ちなみに10を意味する接頭時はDecaで、3月から数えて10番目が今の12月でDecember。(諸説あり)こんな感じで派生知識を蓄えつつ勉強出来るので楽しめたのだと思う。
  • Story Telling、Acting、Public Speaking
    最後に、ある程度英語が出来るようになってから取り入れた勉強法を紹介する。Story Tellingは、1分程度のストーリーをまずは現在形で覚える、その次に過去形、未来形で言い換えていくというものだ。この勉強法に見合う音源教材を自分で見つける必要があるが、より正確に時制、主語&動詞の一致を使えるようになった。あとは、大学院留学中に、一般の学生に公開されているActing(演劇)とPublic Speakingの授業を取っていた。これはその後の人生でめちゃめちゃ役に立っている。Actingを応用して、映画のワンシーンを暗記して演じるという事もしていた。Movie Script(映画の台本)は意外とネット上に落ちていたりする。

椙山正弘の英語勉強法

椙山正弘(スギヤマ・マサヒロ)プロフィールを見る
登場人物A
サッカーはサッカーをしないとうまくならないのと同様に、言語習得にはその言語を実際に話したり聞いたりする必要がある、というのが私の語学学習基本方針である。私の場合は、そのための環境作りに重点を置いた。
  • 語学学校に行く
    大学4年生の頃、英語を話せるようになりたいと思った私は、まずきっかけとして近所の語学学校で週一回のクラスに通い始めた。
  • 英語を話す日本人以外の友人を作る
    日本人がそうであるように、外国人の人たちも日本ではそれぞれの国出身の人たちとコミュニティーをつくって集まっているもの。私の場合、上記語学学校の先生が同じアメリカ人やイギリス人と集まってお酒を飲んでいる場に無理やりお邪魔するようになった。更に、その中の何人かが集まって外国人サッカーチームを作ってプレーをしているということで、練習や試合にも参加するようになった。
  • 語学留学する
    言語習得の近道は、その言語が母国語として話されている国で生活すること。私は大学院途中で休学し、ワーキングホリデーを利用して1年間オーストラリアで生活した。

余談1
語学学校の先生は、ビジネスなので基本生徒さんとはクラス以外で仲良くできないというルールがあると聞いたことがある。それはそうだ、外で無料で会えるならクラスに行く必要がなくなるから。私の場合は運よく集まりに混ぜてもらえただけかもしれない。なので感謝の意を込めて、同語学学校にはしばらく通わせて頂いた。ちなみに、飲みに参加したものの、最初は英語が喋れないしみんなの言うことがわからないので、ひたすら酒を飲んで酔っ払う日々だった。
余談2
留学をお考えの人たちへ、留学した時点でどれくらいの語学力があるかが、留学中の語学力向上に大きく影響すると私は考えている。全く喋れず聞いても理解できない状態で留学すると、苦手意識が邪魔をして積極性に欠けてしまう人達を多く見てきた。日本を出発する前にどれだけ語学力を上げていけるか、これが留学中に語学力を飛躍的に向上させるコツだ!
余談3
(残念ながら)語学は一生勉強だ。どんな言語でも奥が深く、いくら勉強しても母国語レベルに近づけるのは相当難しい。私は英語を勉強し始めて20年近く経つが、今もとにかく勉強の日々が続いている。なので、どれだけ気を長くして辛抱強く取り組んでいけるかが、語学習得に最も重要なスキルかもしれない。ただ、語学学習はやればやるほどかならず向上する費用対効果の非常に高い投資だと思うので、多くの人にチャレンジしてほしい。英語が話せるようになるのを夢見て震えて眠ったあのワクワクの日々、みんなにも是非体験してほしい。

本村由希の英語勉強法

本村由希(モトムラ・ユキ)プロフィールを見る
登場人物A
私の場合、学生時代にTOEIC対策として文法には自信があったが、語学留学をして見事にその自信は崩れ去った。また、現地で実際に仕事をしてみて、ネイティブの手加減なしの英語にはなかなかついていけなかった。今こうして外国で仕事ができているのも、過去に悔しい思いをたくさんして、自分の弱点を克服するためにもがいてきたから。語学はできるできないではなく、続ける技術があるかないかだと思う。
  • 語学留学
    私は大学生の頃にTOEIC対策として文法を中心に勉強をしていたので、文法は得意だった。そのため語学学校の初日のクラス振り分けテストで高得点をたたき出し、最初から上の方のクラスに入ってしまった。ただ会話の方がまったくついていけず、文法はできないくせにペラペラ喋るヨーロッパ言語の生徒たちに置いてきぼりにされた上、先生に呼び出され、クラスメートの前で「下のクラスに下がったら?」と言われる始末。結局は下から二番目の初中級クラスという当初予定していたより下の方のクラスから始めることになった。でも、最初に大きな挫折を味わったため、後々勉強しがいがあってよかった。
  • 語学留学成功のコツ
    私の場合文法はすでに学んでいたため、語学学校の文法中心のクラスがどうも退屈だったし、面白さを感じなかった。思い切ってケンブリッジ検定のクラスに挑戦したところ、これが功を奏した。ケンブリッジ検定は文法、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングと総合力が試されるテストのため、バランスよく学ぶ必要があった。また、検定料も安くはないため、絶対に合格しなければというプレッシャーもあり、緊張感を持って学ぶことができてよかった。語学学校に通い始めてから文法を一通りやったなら、検定やIELTSなどのテスト対策クラスに行くことをオススメする。
  • アルバイト
    私が英国で学生をしていたころは、学生ビザ保持者でも週20時間のアルバイトが法律で許されていたため、積極的にこの時間を活用した。ただお金を稼ぐだけならば日本人経営のお店やレストランでもよかったが、完全に日本語をシャットアウトしたかったため、日本語環境が一切ないカフェやレストランを中心に探した。希望通りアルバイトを始めたものの、同僚は全て在英外国人。イングリッシュというよりグロービッシュだったけれど、語学学校のようにテキストがあるわけでもなく、会話に応用力と瞬発力が求められたため、とてもいい経験になった。
  • 海外ドラマを見る
    現地企業でアルバイトを始めたものの、口から思うように英語が出てこない。そして簡単な英語のはずなのに聞き取れない。難しいことを聞かれているわけではないし、シンプルに返答したいのに、うまく言葉にならない。頭では言いたいことなんてわかっているのに、とても悔しかった。そして話しても何回も聞き直される。文法は合っているのに通じない不思議。私のようにずっと日本語環境で過ごしてきて、ある程度の年齢になってから英語を学びだした人にありがちな現象だと思うが、口というか顔の筋肉が英語使用でなかったし、発声も日本語を話す時と同じ。これでは通じない。この現象を何とかするため、まず思いついたのは有名なFRIENDSというドラマ。当時はDVDが安く売っていたので、毎日アルバイト前に1時間、まず字幕なしで聞き取り、わからなかったらその場でストップ、書き出してどこがどう聞き取れなかったのかを分析、その後、リピート機能を使って俳優と同じ速さや声のトーンで言えるまで繰り返す。これを20分も続けると口と喉がかなり疲れる。たった3秒弱の一文を20分かけて発音矯正に取り組むのは果てしない作業に見えるが、私自身それぐらいしないとお店で使えるような英語は話せなかったし、実際やってみて楽しかった。実際にこれを始めてから聞き返されることも減ったし、何よりも口から英語がスムーズに出てくるようになった。

飯塚晃央の英語勉強法

飯塚晃央(イイヅカ・アキヒサ)プロフィールを見る
登場人物A
私がやった語学勉強は「とにかくお金をかけない」勉強です。日本にいた時には英会話学校に高い授業料を払ったものの、仕事が忙しすぎて結局行けなくなったような悔しい経験があり、お金を極力かけず、自分でスケジュールを柔軟に調整できる勉強法にしています。
  • YouTubeの語学学習関係の動画視聴
    なんでもよいですが、私は「英会話1000フレーズ」の動画で1000フレーズ暗記・暗唱しました。
  • 英単語帳の文章を暗記・暗唱
    私が使っているのはDuo3.0。これで、ほぼカバーできます。単語だけだと会話の時に使い方がわからないので、フレーズで暗記・暗唱します。
  • HelloTalkで語学パートナーを見つける
    かれこれ3年間、語学パートナーの人と週1回会話トレーニングを続けています。
  • 英語の記事・レポートを読み漁る
    スポーツ関連のレポート類はWeb上に落ちているので、たくさん読みます。仕事にも生かせるので一石二鳥です。

竹山友陽の英語勉強法

竹山友陽(タケヤマ・トモハル)プロフィールを見る
登場人物A
大学や大学院に進学するための英語勉強のアドバイスは、他の先輩方に譲りまして、日常生活などで英語を使いこなすための方法と心構えなどをお伝えできればと思います。

  • オンライン英会話

    毎日30分。とにかく英語を話してみてください。英会話の講師のレベルよりも大事なことがあります。それはあなた自身が英語を発することだと思います。本サイトで大学院を検索している方々は、「読む」と「書く」の勉強をされて基礎ができている人が多いと予想しています。しかしながら、「聞く」と「話す」が僕ら日本人はとても苦手。1年間、筋トレのように続けるつもりでぜひチャレンジしてみてください。オンライン英会話の授業中に、言えなかったセリフ、聞き取れなかった単語などメモに残してみてください。そして、それを次の授業で試してみてくださいませ。英語を話すって、身体で覚えるみたいなことが多い気がしています。

  • 好きな映画をひたすらに
    Netflixで1本決め打ちを。ネットフリックスは日本語と英語字幕がでるのでおすすめです。まずは英語の字幕を出して理解できるまで単語を調べたり、覚えたいセリフを書き出す。その後、セリフを何回も真似して言ってみる。口先だけじゃなくて、身体で真似る感じ。字幕を消して、セリフが耳に入ってくるか確認する。これ何がいいかというと、学んだ外国語を使っていない期間が続いて、次の日その言語でミーティングしないといけない時、準備運動として、当時勉強した映画を見て挑むとスムーズに話せる感覚があります。
  • 日本語を大事にする

    海外の人々に挟まれるとコミュニケーションの主導権をとられがちです。日本人が海外の組織でトップに立ち仕事をしている人がどんなコミュニケーションをしているか、いつもとても気になります。僕はラテン系の話しのペースについていくことが特に難しい。ペースが早くて面白くて、落ちがある人が多い。例えると、静岡育ちの僕が大阪弁の方々5名がお笑いについて語られていたら、その話の主導権を握るのは到底無理。なので、英語を現地の人のように話すということを少し諦めている自分がいます。その代わりにこの人は本当に大事なことを言っているのか。を大事にしている。英語だから大層な風に聞こえているだけじゃないか?つまり、英語が上手だからって日本語でしっかりとした思考がないとだめだと思っています。

日本語と英語でサッカーを語るポッドキャスト番組「サッカーと英語」を毎週更新中。

スペイン語

辻翔子のスペイン語勉強法

辻翔子(ツジ・ショウコ)プロフィールを見る
登場人物A
私は大学卒業時にスペインの大学院に留学するまで、スペイン語圏に住んだことも、スペイン語を専攻したこともなかった。日本にいながら語学力をつけるのは決して不可能ではないことを伝えたい。私は以下の方法で勉強した。
  • NHKのスペイン語ラジオ講座を聞く
    NHKラジオのスペイン語講座は実践的な内容が多く、文法の説明も分かりやすく、毎日聞いていた。1日15分なので、飽きることなく、さくっと勉強することができる。初級編と中級編があるので、レベルに応じて好きな講座を選ぶことができるし、テレビのスペイン語講座と組み合わせるのもあり。
  • 新聞を読む
    新聞は難しいイメージがあるが、新しい単語や表現を習得するのには最適。興味のあるトピックに絞ってももちろんOK。私の場合、辞書で分からない言葉を調べながら、EL PAISas.comなどでサッカー関連の記事をよく読んでいた。
  • リフティングしながら文法を覚える
    スペイン語を学び始めた頃、動詞の活用と不規則動詞の多さに苦労したのを覚えている。そこで思いついたのがリフティングを利用した勉強法。ボールを蹴るたびに”estoy, estás, está..”とテンポ良く活用をつぶやき、ボールが落ちたら最初からやり直し。二人組でももちろんできるし、遊び感覚で勉強できるので、サッカー経験者にはぜひおすすめしたい。

フランス語

辻翔子のフランス語勉強法

辻翔子(ツジ・ショウコ)プロフィールを見る
登場人物A
国際スポーツ機関ではフランス語は英語の次に重要な言語と言っても過言ではない。私も1年半前からフランス語に本腰を入れており、まだ初級レベルだが、(ほかの言語にも応用可能な)私の勉強法を紹介したい。
  • 語学学校に通う
    最初は独学でフランス語を習得しようとしたが、早くも断念した。私のように独学が向いていない人には語学学校がおすすめだ。ちなみに私はフランス政府公認のAlliance Françaiseに通っている。教師のレベルが高く、最新の技術を授業に導入しており、料金も良心的だ。世界138ヶ国に1,000校以上あるため、シンガポールに住んでいたときも、現在アムステルダムでもお世話になっている。
  • フランス語の映画やドラマを見る
    映画やドラマのメリットは教科書で学ぶフランス語だけではなく、スラングやネイティブ特有の表現など、「リアルなフランス語」を知ることができることだ。リスニングとリーディングを鍛えながら、楽しく勉強できる。すべて理解できなくても、日本語や英語の字幕をつければ大丈夫。
  • スマホをフランス語設定にする
    最初のほうはしっくりこないかもしれないが、いつも使い慣れている自分のスマホだからこそ、感覚的に操作できる部分も多いはず。身近な単語から覚えていくことができるので、頭にも残りやすい。私の場合、仕事で使っているSlack(社内コミュニケーションツール)もフランス語設定にしている。

イタリア語

本村由希のイタリア語勉強法

本村由希(モトムラ・ユキ)プロフィールを見る
登場人物A
イタリアに来た当初はイタリア語の知識はゼロなので、本当に挨拶やコーヒーを頼むところから始めた。F1は多くのチームが英国を拠点としているため英国人が多いが、私の働いているチームはイタリアのチームであり、大半の従業員がイタリア人。また、日常でもイタリア語がわからないと暮らしが大変なので、勉強しながら生活している感じになっている。
  • 文法を一通り学ぶ
    私は語学を習得する際に、会話より文法中心の学習の方が落ち着く。まず文法を一通りやって、自信をつけてから会話に取り掛かる方が合っているので、日本から持って来た文法本やインターネットを使い、文法を疎かにせず勉強している。ヨーロッパ系の言語の人や、それ以外の人でも日常会話からといっていきなり会話練習から始めている人もいるが、私にそのやり方は合わなかった。また、私はスペインに住んでいた時に少しだけスペイン語を習っていたので、言語が似ているイタリア語を学ぶのがとても楽に感じるが、それもスペイン語の基本的な文法を勉強して土台を作ったからこそだと思う。
  • 語学学習アプリを活用
    今はDuolingoとMemriseで自習に取り組んでいる。私はどちらかというとグループレッスンより一人でひっそりと勉強するのが好きなので、オンラインでの勉強が自分に合っていると思う。ただずっとオンラインで勉強していても会話できるようになるわけではないので、オンラインで習得したフレーズを日常で使えるように、意識すること。また、こういったアプリを使うときは、イタリア語を英語で勉強できるように、セッティングを工夫している。
  • 無料のチラシ、メニューなどで語彙を増やす
    こちらのスーパーには無料のチラシや薄い情報誌などがレジ横に置いてあるので、それを家に持って帰り、単語を覚える。また、ピザ屋さんなどでも紙に印刷されたテイクアウト用のメニュー表があるので、それを持って帰り、野菜や具材の名前を覚える。私はイタリアに来た当時、ほとんど毎日ランチをピザ屋さんで済ませていたので、毎回トッピングが違うメニューを頼み、食べながら語彙を増やしていた。最近は家のポストに家電量販店のチラシが入っているので、それを眺めて語彙を増やしている。
  • NETFLIXでアニメをみる
    NETFLIXではイタリアで人気の幼児教育向けのアニメがいくつかあり、それを見ながら基本的な語彙を学んでいる。幼児向けアニメならゆっくり話しているし、内容も簡単、時間も一話が20分くらいで終わるので飽きずに見る事ができる。まずはイタリア語字幕、次に英語字幕で見る。