概要
■運営機関:ジョージワシントン大学大学院 (Business School)
■場所:ワシントンD.C. / Foggy Bottom (アメリカ合衆国)
■コース期間:18-24ヶ月 (Full-Time) / 30-48ヶ月 (Part-Time)
■クラス定員:16人 (年度により異なる)
■授業料:最低$65,700 (年度により異なる)
■URL:公式URL
ジョージワシントン大学(GWU) Master of Science in Sport Managementの特徴
その1:常にトップ5に位置する世界有数のプログラム
ジョージワシントン大学(以下GWU)のMaster of Science in Sport Managementはスポーツビジネス大学院2020年ランキングに於いて4位に輝いており、常にトップ5に位置する世界有数のプログラムである。他米国大学院では、Health Care DepartmentやKinesiology Department内に於けるSports Managementであることも多いが、GWUはSchool of Business(ビジネススクール)が提供するMasterであり、よりビジネスサイドにフォーカスしたプログラムである。また、16人/セメスターの少数クラスである為、教授陣との距離は非常に近く、手厚い指導を受ける事が出来る。
その2:就職、起業やネットワーキングに役立つSport Business Association
学部生・院生にて組織されるSport Business Associationは、スポーツ業界での就職や起業を目指す学生が、卒業生とのカンファレンスや就職セミナー、著名なゲストスピーカーを招いてのセッション等様々な企画を実施し、積極的に活動している。また、教授陣も積極的に関与し、同活動のサポートしている。
その3:数多くのプロスポーツチームやスポーツ系企業が集まる世界屈指のスポーツマーケット
ワシントンD.C.は世界屈指のスポーツマーケットとして知られており、ウィザーズ(NBA)、ナショナルズ(MLB)、キャピタルズ(NHL)、レットスキンズ(NFL)を始めとしたプロスポーツチームの本拠地があり、また大学のスポーツプログラムも非常に盛んである。加えて、世界最大級のスポーツマネジメント会社のオクタゴンやアンダーアーマー等の巨大マーケター達も拠点を置いており、GWUプログラムを通し、容易にアクセスが可能である。実際、多くの学生が上記チーム及び企業にインターンや就職をしており、スポーツビジネスを学ぶ最高の環境が整っている。
入学情報
受験資格
- 学部卒
- GPA3.0以上(※例外あり)
- スポーツビジネスに関する知見を有すること
必要書類
- 履歴書
- Statement of Purpose(エッセイ)
- 成績証明書
- TOEFL(100以上)or IELTS(7.0以上)
- 最低二通以上の推薦状
- GMAT or GRE(任意)
コース内容
修士課程修了の為には36単位が必須。3単位の授業は14週間(Full semester)、1.5単位の授業は7週間で完結する。必修単位はSport MarketingやSports Media and Communication等21単位で構成され、15単位は選択科目となる。必修科目内のPracticumは自身の将来のキャリアイメージを基に、インターン、フィールドワーク等から選択を行う。先述の通り、ビジネススクールが提供するプログラムゆえ、選択科目にはNegotiation/Entrepreneurship/Data mining等々、幅広いコースが展開されており、あらゆるビジネスに必要なスキルを体得出来るプログラムとなっている。
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卒業後の進路
世界各国のスポーツ業界でGWU卒業生は活躍しており、プロスポーツチーム、スポーツマネジメント会社、スポーツアパレル、スポーツメディア関係など幅広い分野で存在感を発揮している。
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筆者について
濱崎龍洋(ハマサキ・タツヒロ)
1991年生まれ広島県出身。幼少期から大学卒業まで空手と野球に没頭。高校一年生の時には少林寺流練心館全国空手道選手権・男子高校生組手重量級の部で全国優勝。慶應義塾大学卒業後、2014年に住友商事入社。2018年より同社事業会社のマツダ・メキシコに出向し、二年半をメキシコで過ごす。本年9月よりジョージワシントン大学大学院にてスポーツマネジメント修士課程を開始予定。
スポーツマネジメントの修士課程であるため、多くの在学生は、スポーツ業界でキャリアを積んでいるが、私自身は全く別のキャリアからの入学となる。これから私と同じように大学院進学を通し、キャリアチェンジを目指す方は、何故大学院を経る必要があるのか、将来どのようなキャリアを歩んでいきたいのか、そして(同業界の知見が無い)自分自身が何故同プログラムに必要な人材なのかをロジカルに且つ情熱を持って伝えることが出来れば、必ず道は開けると信じている。