実践重視ならスポーツマネジメントの名門、マサチューセッツ州立大学(UMass)アマースト校のMS Sport Management！

まず、全てのクラスはリアルワールドから学ぶという理論に沿って始まる。最も大事なことの一つがリアルなクライアントを満足させることだ。それはスポーツ産業のプロフェッショナルとして、スキルを確立することであり、クライアントの問題に対して対処することだ。

学生の数に対して教師の数が非常に多いので、学生と教師の距離が近く、教師陣はメンターのような役割も果たしている。卒業生からのサポートも非常に手厚く、充実したメンターシッププログラムがある。毎年現役生が卒業生とマッチングされ、授業やキャリアサポートを提供してもらったり、現役生が卒業生の職場を訪問する「シャドーイング」を通してメンターと数日過ごしたりしている。

我々はスポーツ産業だけでなく、学生をどうやってサポートできるかを常に考えている。また、様々な国際スポーツ機関とパートナーシップを結び、知識を集めるだけでなく、リアルな経験を積めるようにしている。我々のプログラムはイギリスなどのプログラムと比べると少人数で、インターナショナルな学生も多く集めている。アメリカ文化を押し付けるのではなく、多様性を大事にしている。

我々の強みはアルムナイ（卒業生）のネットワークだ。50年の歴史があるので、オハイオ大学の次に大きいネットワークなのではないかと思う。非常にネットワークを大事にしており、それが現役生にとって大きなサポートとなっている。アルムナイ（卒業生）向けのイベントが多く、例えば大学の職員や野球のウインターミーティングやメッツなど多様なイベントを用意している。また、アルムナイのデータベースも充実している。

外国人の学生に関してはTOEFL(GRE)のテストとライティングスキルを重視している。インタビューだけではなく、メールでのやりとりでの英語レベルもチェックしている。インタビューにおいてはこれまで何をしていたか、今後どんなキャリアを歩みたいのか、しっかり考えて「点を繋げること」が重要なので、「スポーツが好きです」とアピールする人には興味ない。

我々のプログラムはスポーツマネジメントにおける良いリーダーを輩出することにコミットしているので、リーダーシップに関する授業がたくさんあり、議論する機会も多くある。MBAにおけるものや、学生がたくさんの授業の中から選択できるようにしてある。また、リアルワールドからもリーダーシップを学ぶ機会は多くある。そこからも学生自身が学び、機会を得てほしい。