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概要
シーズン2では、パデュー大学MBA卒、スポーツブランディングジャパンに2021年まで勤めていた醍醐辰彦君をゲストにお招きして、海外を相手にスポーツビジネスで働くことについて、リアルな話を伺っていきます。
第1回では、スポーツブランディングジャパンでの実際の業務内容に注目して話を伺いましたが、第2回では辰彦君の専門分野ともいえる、スポーツマーケティングというものを深堀りしていきます。このスポーツマーケティングという業種は、スポーツビジネスの中でもとりわけ人気があり、スポーツビジネスと聞いてこの業種を思い浮かべる人もたくさんいるかもしれません。ポッドキャストリスナーの中にも、興味を持っていらっしゃる方がいらっしゃるかもしれませんので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
そして、今回もスポーツグローバルからメンバーの阿部君が参加してくれました。彼の鋭い切り口と鍛え上げられた面倒くさい筋肉にも是非注目してください。
シーズン2第2回、お楽しみください!
出演者のプロフィール
第2回のハイライト
- スポーツマーケティングとは?
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03:10「正直、スポーツビジネスとスポーツマーケティングがどう違うのかということすら今まであまり考えたことがなかった(笑)」
03:23「スポンサーシップや放映権のセールスだったり、スポーツのチームやリーグがどのように世の中に知られていくか、ファンをどのように獲得していくかの活動の一環、として知られていると思う。」
03:50 「スポーツブランディングジャパンでは、社名の通りブランディングに関する業務に携わった。一般的な概念として、ブランディングはマーケティングの上位概念として知られており、実際には組織の存在価値とか、ビジョン・ミッションは何で、それを達成するために必要なアクションプランを立ち上げ、それに従い事業計画を構築していく。そのアクションの中にマーケティングなど様々な業務があり、やるべき施策に対して適切な組織体制を整えていく。というように、事業全体と密接に関わっていたので、どこからどこまでが「ビジネス」で「マーケティング」なのかとはっきりさせるのは難しい。」
- アメリカのパデュー大学で取得したMBA、実務でどう活かされてる?
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20:20「これはMBAというものとは関係ないが、自分は全く英語が話せなかったので、世界中から集まってきた生徒たちと2年間英語で日々ディベートした経験は、特に北米のスポーツ団体と仕事をするうえで役立っている。」
21:18「MBAで学んだことは、基本全て役に立っていると思う。コースで学んだ戦略、マーケティング、オペレーション、サプライチェーン、HRなど、すべてが実際の業務で活かされているかな。」
21:44「留学する前に勤めていた広告代理店では、完成されたシステムの中で業務を行っていたので、ビジネスそのものがどうなっているとか考えたこともなかった。なので、例えば規模の小さいスポーツ団体ではキャッシュフローがどれだけ大事なのかとか、そういうビジネスのいろはみたいなものをしっかり学べたのは本当に良かった。」
- アメリカのスポーツビジネスと日本のスポーツビジネス、どのような違いがある?
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26:01「人材。日本の場合、今でこそいろいろな業界からビジネスパーソンが入ってきているが、アメリカではそれは当然で、例えばNFLと仕事をすると、ハーバードビジネススクール卒業みたいな本当にピカピカのビジネスエリートがやってくる。そういう人材がスポーツ業界にはごろごろいる。やっぱりアメリカではドリームジョブなんだなというのがわかる。」
30:22「日本のスポーツにはたくさん良いところがあって、アメリカの真似をすればよいというのでは絶対にない。ただ、アメリカのスポーツ界には夢があって、プレーヤーだけではなくそれを支えるビジネスサイドの人たちも、やりがいと誇りと、そして豊かさを持ってやっているなと思う。」
SPORT GLOBALメンバーからのフィードバック
スポーツマーケティング、スポーツマネジメントの境界線の話や、競技団体のブランディングの話は、最高に知的好奇心をくすぐられます。くすぐられ過ぎて、SPORT GLOBALで新企画を鋭意プランニング中です。
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