FIMBA

概要

■正式名称:Football Industries MBA
設立年:1997年
授業期間:12ヶ月(24ヶ月も有)
■運営機関:リバプール大学
■募集定員:約30名(年によって変動有)
授業料:24,950ポンド (※奨学金についてはこちらのリンクへ)
URL: 公式ホームページ

FIMBAの特徴

その1:サッカー産業に特化した授業

約1年間のプログラムの中で、合計12モジュール(授業の数)にて構成されており、半分は通常のMBAで学ぶジェネラルなモジュール(ファイナンス、リーダーシップ論など)、残りの半分はサッカー(その他スポーツ全般含む)関連のモジュールという内訳になっている。
※詳しくは下記コース内容にて

その2:サッカー界のみならず、様々な業界からのゲストスピーカー

毎週、サッカー界のみならず様々な業界から、ゲストスピーカーを招いている。ゲストスピーカーは、サッカークラブのCEOから、FIMBAの卒業生、コンサルティング会社など多岐に渡る。実際に現場で働かれている方々からの話はとても有益であり、その場で積極的に名刺交換や質問をして、LinkedInなどで交流を図る事も可能である。

Liverpool FC CEOピーター・ムーア氏(2列目の右から3番目)と

その3:強固な卒業生ネットワーク

FIMBAに限らずMBA全般的に言われていることであるが、卒業生たちとの繋がりは非常に強い。また、General MBAコースの生徒たちとも授業が被るため、交流が多く、スポーツ界だけではなく、その他のあらゆる業界との繋がりを構築できる。加えて、不定期ではあるが、求人やスポーツ界に関する情報がメーリングリストを通じて共有される。

入学情報

■受験資格:
①大学を卒業済みであること
②英語が上級レベルであること(IELTS全項目の平均が6.5以上かつ各項目が6.0以上 ※注:TOEFL はUKビザを取得する上では使用不可となっている)
③3年以上の就労経験があること
※受験資格の詳細に関してはこちらのリンク

■選考プロセス:
毎年9月頃から願書の受付が始まる。出願が早ければ早いほど合格率が高いと言われているので、年内を目標に提出することを推奨する。以下の手順に従って受験の準備を進めよう。

①書類選考

まず、前述の受験資格を満たしているかどうか確認した上で以下の書類を準備・手配する:
⑴大学の卒業証明書および成績証明書(英文)
⑵英語証明書
母国語が英語ではない場合、英語が上級レベルであることを証明する必要あり。推奨されているのはIELTSで、全項目の平均が6.5以上かつ各項目が6.0以上求められる。
⑶推薦状
勤務先および大学からの推薦状(合計2通)を提出する必要あり。推薦状を書いていただく方のご連絡先(メールアドレスおよびTEL)に加えて、なぜあなたがFIMBAにふさわしいのかをできるだけ詳しく記してもらうこと。なお、推薦状は英語でのみ受付可能。日本語は不可なので注意。推薦状の執筆を依頼する上司や先生が英語に堪能でない場合、公認翻訳士に翻訳を依頼することが望ましい。
⑷パスポートのコピー
コース修了日までパスポートが有効であることを証明する必要あり。
⑸CV(履歴書)
英文で1-2ページ以内でまとめること。
⑹GMAT/GREの結果(任意)
必須ではないのでなくても問題なし。

②合格発表

出願した時期にもよるが、出願後、だいたい2〜3ヶ月後に合否が発表される。その後も事務的な連絡が続き、9月入学に向けて準備を少しずつ始めることになる。

※選考プロセスの詳細に関してはこちらのリンク

コース内容

■概要:

FIMBAは以下の12のモジュールから構成されている。

1. Football Economics and Analytics
サッカー産業を統計的データから分析する授業。選手の年俸とチームの順位の相関性や、リーグの均衡性を他のリーグと比較しながら分析を行う。
2. International Football Industry
世界中のサッカー産業(協会やリーグ)を分析し、問題点などを論じる授業。
3. Leadership, Management and Organisation
リーダーシップ論についての授業。強い組織を作り上げるためには?従業員のモチベーションを上げるためには?など。
4. Marketing and Supply Chain Management
マーケティングについての授業。
5. Managing Financial Resources
財務分析に関する授業。各企業の財務諸表を読み込む事が求められる。
6. Strategy and Organisation
ストラテジー論。企業がどのような戦略で、ビジネスプランを立てているかなどを学ぶ授業。
7. Sport Operation Management
オリンピックやFIFAワールドカップ、UEFAチャンピオンズリーグなどの国際大会始め、リーグ戦におけるスタジアムでのオペレーションを体系的に学ぶ。
8. Sport and Law
スポーツに関連する法律の授業。
9. Football and Finance
サッカー産業をファイナンスの観点から紐解く授業。 BBCに良く出演し、プレミアリーグ を財務的な観点から解説をしている、 キーラン・マグワイア氏が講師。
10. Innovation and Entrepreneurship
起業に関する授業。起業する際に、どのような事に焦点を置くべきかなどを学ぶ。
11. Becoming a Football Executive
「サッカークラブで勤務する事はどういう事なのか」を実践的なワークショップを踏まえながら学ぶ授業。講師は、スコティッシュ・プロフェッショナル・フットボールリーグ最高責任者ニール・ドンカスター氏。
12. Work Based Project
卒業研究

■課外授業の訪問先:
・イギリス:リバプールFC、エバートンFC、ミルトン・キーンズ、セルティックFC、トランメア・ローヴァーズFCなど
・スイス:国際サッカー連盟(FIFA)、欧州サッカー連盟(UEFA)など
※履修年度によって訪問先が変わる可能性あり

■卒業研究:
FIMBAの卒業研究は以下の2つの選択肢があり、どちらかを選択する事になる。
①Dissertation
いわゆる、修士論文。Primaryデータ(*1)は使用できず、Secondaryデータ(*2)である、過去の研究や、資料、そして論文などを読み込んで、執筆する。
②Work Based Project
Dissertationとは異なり、Primaryデータを使用しなければならない。特定のスポーツクラブや企業、又は機関などに自分でコンタクトを取り、そこでPrimaryデータを取得しても良いかの許可を得なければならない。そこで得られた、データを基に論文を執筆する。
(*1)Primaryデータ:一次データ。自分が取得したデータを指す。自分が行ったアンケート、インタビューなどがこれに該当する。
(*2)Secondaryデータ:二次データ。既にデータとして、世の中に出ているデータを指す。ホームページなどに掲載されている、統計データや、オンライン上の論文などがこれに該当する。

卒業生の今

竹内誠(タケウチ・マコト)
日本在住、Uber勤務
FIMBA修了
登場人物B

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政本晶生(マサモト・アキオ)
日本在住、ディスカバリー・ジャパン勤務
FIMBA修了、ESCPビジネススクール・エグゼクティブマスターコース受講中
登場人物B

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