スポーツグローバルポッドキャスト「海外で生きる」シーズン2第4回：「プロアクティブ」

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概要

海外のスポーツ界でチャレンジしたい！という日本人の夢を応援するスポーツグローバルがお送りするポッドキャストシリーズ「海外で生きる」。日本以外の国で生き抜くために必要なことはなんなのか？実際に海外のスポーツ界で活躍する方々をゲストに招き、彼らのリアルな体験を元に深堀りしていきます。

シーズン２では、モンゴル在住の錦戸雅俊君と、インドネシアのジャカルタに在住の入江抄子さんをゲストにお招きしています。

錦戸雅俊MNモンゴルのトレーナー（https://note.com/mongolia24jusei/）

SPORT GLOBAL先輩紹介: 入江抄子（https://sportglobal.jp/2020/07/13/shoko-irie/）

第4回目のトピックは「プロアクティブ」。海外ではマイノリティーという立場で、チャレンジし、目標を達成しなくてはならない。これは確実に楽しいことで海外で生活する醍醐味であることは間違いありませんが、しかしなかなか大変です。そこで大切な要素になるのが、プロアクティブであるということ。アクティブなのは当たり前、更にプロアクティブである必要があると思います。ちなみにプロアクティブとは、「自身のおかれた環境に自発的，能動的に働きかけ，コントロールしようとすること」です。

ゲストのお二人は海外生活をより円滑にするために、プロアクティブに生きているのでしょうか？

ポッドキャスト「海外で生きる」シーズン2第4回、是非お楽しみください！

出演者のプロフィール

椙山正弘（スギヤマ・マサヒロ） マレーシア在住、アジアサッカー連盟(AFC)勤務 スポーツマネジメント博士号（マレーシア大学）: 詳細を見る

錦戸雅俊（ニシキド・マサトシ） モンゴル在住、柔道モンゴル代表のチームトレーナー 元サッカーモンゴル代表のチームトレーナー: 詳細を見る

入江抄子（イリエ・ショウコ） インドネシア在住、Jリーグ国際部
2020 年までマレーシアサッカーリーグ(MFL)勤務、柏レイソル出身: 詳細を見る

第四回のハイライト

プロアクティブに生活していますか？

2:07「日本では、考えに考えて道を見極めていくようなところがあった。海外では少し肩の力を抜いて、考えすぎないように意識していて、私にとってはこれがプロアクティブに生活することかなと思う。そうすることで、人の話をもっと聞いたりとか、周りの人に自分の考えをもっと話してみるとか余裕ができて、それで横のつながりが広がっていった。」(入江抄子)

6:12「自分は、モンゴルでプロアクティブに生活していると思う。ただそれは、日本の大学時代からの延長。日本では、せっかく都内の大学に通っているのだからと、積極的に多くの経験をするようにしていた。今も同じで、せっかくモンゴルにいるのだから、プロアクティブに動いてなるべく多くの経験をしようと思っている。」(錦戸雅俊)

プロアクティブになることでチャンスをつかんだ経験はありますか？

11:16「私はトレーナーの仕事をしているが、トレーナーという職業はモンゴルではあまり認知されていない。なので、募集もされていないし、私という日本人がいるなんてこともモンゴルでは知られていないので、基本自分でポジションを勝ち取りにいくしかなかった。とにかく自分から、FACEBOOKで探したりとか、知人に声をかけて情報収集に努めることから始めた。」(錦戸雅俊)

14:07「マレーシアに行く直前、仕事をやめることに不安を抱えていた際、上司に「続けることが大事」と助言をもらった。マレーシアでの生活が落ち着いてきた時、少し積極的に学びの機会を得るように動いたり、周りに自分がやりたいことを話し続けるようにしていた。それが功を奏してか、縁もあってマレーシアリーグで働く機会を得ることができた。」(入江抄子)

ポッドキャストリスナーへのメッセージ

20:59「やりたいことがあるなら、是非トライしてほしい。海外では以外に何とかなることも多いし、特に東南アジアは時間の流れも比較的ゆっくりで、現地の人たちも日本人を受け入れてくれる傾向がある。どんな形でもいいから、もしチャンスがあるなら是非海外にでてチャレンジしてみてほしい。」(入江抄子)

25:16「自分は、モンゴル語もわからず、現場経験もない状態でモンゴルにやってきた。でもコミュニケーションもなんとかなってきてるし、自信をもってやることでなんとかなって、それが自分の経験にもつながる。ある研究によると、心配事の85％は結局良いことらしい。残りの15％も、予想より良いことだったというのが大半を占めるらしい。それを考慮するとほとんどのことはなんとかなるようなので、やりたいことがあるならとにかくまずはやってほしい。」(錦戸雅俊)